ドラムに関するつぶやきvol.1
さて、ドラマーたるもの、やはり釣りの話ばかりではいけないかなぁ。と思い、不定期でドラムに関する事を少しずつ書いていこうと思います。記念すべき第1回目は
『トラディッショナルグリップとマッチドグリップ』
について。僕が発見した事を書きます。
ドラムを始めて25年になり、そろそろ色々書けるくらい情報が溜まってきたので、ドラマーの皆さんと同じ意見にならなかったとしても、これも一つの意見として捉えてもらえれば良いと思います。
レギュラーグリップとも呼ばれるトラディッショナルグリップはマーチングの時に使用される、利き腕では無い方のスティックの持ち方で、親指と人差し指の間でスティックを持つスタイルの事です。両方の手をトラディッショナルグリップにしている方もいるそうですがあまり見たことがありません。マッチドグリップは親指と人差し指で持つ(手の甲が上の状態でスティックを握る感じです)現代のプレイヤーに多い持ち方です。まあ、ドラムをやっている人なら、知っているでしょうけども。
そんなみんなが知っている大きく分けて2種類の持ち方で、トラディッショナルグリップの利点といえば何か。それは音色の違いと言う方が多いと思いますが、それだけでは無いんです。あ、無いと思うんです。スネアに向かって構えた時に、手の位置に注目すると、トラディッショナルグリップはマッチドより下に構える事ができ、マッチドは手を下に下げると、コントロールしにくくなるという点です。つまり、ドラムの演奏で大切な円を描く様なコントロールがトラディッショナルグリップの方がしやすいという事です。モーラー奏法を使えば、マッチドグリップでもカバー出来ますが、モーラー奏法は支点の位置が肩に近いため、ジャズ向では無いと言えます。ロックやフュージョンであれば、モーラー奏法は有効ですので、色々なジャンルを演奏する人はどちらも出来ておくと良いですね。
と、昨日発見したのでwトラディッショナルグリップの動きをマッチドグリップでもできる様に研究中です。
目標はエルビンの円を描きながらも鋭いヘアピンカーブの様な動きの音です。実際にエルビンがそうやって叩いてるわけではないのですが、音がそう聞こえるので、目標です。まぁ、フレンチグリップも練習しないといけないけども。
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