反対運動

例えば、Aという勢力とBという勢力があるとする。
物事をこの二つの勢力が争って決めるとする。しかし、多数決で決めるとすると、どちらかの勢力が1人でも多ければ、どんなに頑張っても少ない勢力はかなわない。1億2000万人の国民がいる国があるとする。6000万人ずつに分けるのは大変だから、各地域の代表者を決めて200人を集めようとする。その200人はAという勢力に110人Bという勢力に90人だとすると、もう、Bという勢力は、いないも同然である。どれだけ反対しても、勢力人数を変えない限り難しい。変わらない状況でいくら反対しても意味がないのである。その間にAという勢力が物事を決めていくだけ。比率で言うなら、1億2000万人が、Aが6600万人とBが5400万人に別れたと言う事だ。あと600万人と1人をBという勢力に入れないと、多数決での勝利はないのだ。国民が頑張って600万人を動かせるかもしれない。5400万人の人が600万人の人を説得させるのは難しくないだろう。しかし、投票率というものがあり、有権者というものがある。投票率が30パーセントで、有権者が6000万人だとしたら、1800万人しか投票に参加していない事になる。
その状態で、有権者の300万人を説得させるのは困難としか思えない。投票率が下がっている時点で、この国の未来は暗いと言えるのではないか?政治家が悪いのではなく、国民が国を傾けていると言えるのではないだろうか。投票率を上げるなら投票を義務化する事かもしれない。

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