ドラムの事あれこれ、、
ドラムをやり始めたのが18歳の時。そして来年で30年になる。専門学校に通い始めたのが2000年なので、やはり演奏家としてはかなり遅いだろう。習い始めてからが経歴、という考え方をする場合は、25年目になるけれども、、
始めた当時は朝練などをしていたけれど、2002年に渡米した時は学校が休みの日は朝10時から夜中の1時まで練習していた。長くやれば良いわけでは無いし、大切なのは中身だという事もわかるけれども、単純に練習が好きでしょうがなかった様に思う。現在はというと、昔よりも練習時間が長い。練習では無くて大学で言うと研究にあたる様な感じだ。他人と比べたりもしなくなった。昨日の自分といつも比べて、目標になるドラマーの研究を続けて、来年で30年。昔マイク・シャピーロ(ロサンゼルス時代の先生)氏に、いつになったら練習しないでも良くなりますかなどと、アホな質問をしたことがあったけれども、今思えばそんな日は来て欲しくない。
だって、練習大好きだからww
そんな30年の練習の中で、ドラマーにとって基本となる大切な事、それはグルーブの土台である流れだと僕は思う。流れの中にタイムがある。タイムの中に流れがあるのでは無くて。自然界には決まったタイムは存在せず、自然界では川の流れが安定している所などない。人間の目には見えない変化、人間の耳では聞こえない音、それらがあるならば、人は未熟であり、自然界の仲間だ。ドラムは点の集まりだから、流れが切れればすぐにわかる。流れの中にあるタイムを、磨く事で、グルーブが仕上がっていく。そのグルーブという作品が次に音楽の土台になる。
基本とは、それだけです。
そこからが始まりで、あまりに広大で悩むのだけれども、、いや、、好奇心の舵取りが大変なのかもしれない。
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