偉大な師匠へ
本当に多くを学び、時に厳しく、時に優しく。僕にはこれからも素晴らしい先生です。
僕のドラミングが変わっていたのか、最初の頃、ラルフと二者面談をした時のことを思い出します。ドラムをどうやってはじめたの?と聞かれて、僕は拙い英語力で、一生懸命答えました。
個人的には留学中、お金が無く生活が苦しかったので、ロサンゼルスについてすぐに、ジャズのセッションの場所を探して、何とか仕事をもらえたらと思っていました。ラルフやジョーポーカロ先生のおかげで色々な仕事を学校から紹介してもらい、週末は演奏の仕事を頂いておりました。
思い出を語ればキリがないほど、魅力的な人で、フランクザッパの音楽に興味を持ったのも、先生の影響が大きく、練習室で何度も繰り返し聴いていたのを思い出します。
あんなに人柄の素晴らしい人が他にいるのだろうか。せめてもう一度会いたかったです。
来年またアメリカに行こうと思っていたので、とても寂しい気持ちです。
どうか、安らかに。
そして、
本当にありがとうございました。
先生から教わったことを、これからもしっかりと伝えていきます。
R.I.P Ralph Humphrey
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