技術の進化

先日、長い間苦楽を共にした愛車とお別れした。




山も海も朝も夜も、延べ145000キロ。20万キロを目標にしていたけれども、事情により難しくなった。愛車と高速に乗る時に、徐々にお互い恐怖を感じるようになった。愛車の劣化は抑えられないし、僕もまた、歳をとって、2人で決めた、別れ。

担当者から、僕の愛車の今後の展開を聞いて、もしそうなら一安心で、まだまだ走れるから、これからも頑張って欲しいと思った。僕も頑張るからね。


愛車の表情は、なんとも言えない無邪気さがあり、僕はこの表情を、わすれないだろう。


隣で見ていた新しい相棒は、静かに僕と愛車を見ていたようで、若者の元気さと、活力を感じた。体も大きく、乗りこなすのに少し時間はかかるだろうけど、良い顔をしている。これからよろしくね。おそらく免許返納まで乗るだろうから、目標は30万キロかなぁw。


それにしても、人の作り出す物は昔と今ではこんなにも違うのか。走りの安定性、加速の自然さ、タイヤの音、エンジンの音、機械を動かす事への感動が運転することの醍醐味だった昔から、まるで近代のコックピットのような、機械を超えた現代の車。音楽も昔の良さを残しつつ、車を開発した現代の人達のように、新たな物を作らないといけないと、心から思った。昔にしがみつく時代は終わりだろう。昔は大きな幹で、そこから現代の枝を伸ばし、未来の花を咲かせる日まで。


僕の目標は愛車と相棒と共にまた進化することでしょう。


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