異質の美しさ

世間の常識というのは時々つまらないと感じる。世間の物事への対策も後手後手に回る所は醜い。そう思うのは僕だけではないだろうけれど。だからといって、僕はそれらが出来ている程の人物でもない、凡人の極みであるのだけど、、、歳をとると溌剌とした、薄っぺらい強い説得力や魅力はなくなり、ただ冷静に底辺を歩く様になっていくのだろう。

それもそれで面白い。

電車に乗る人の中には色々な人がいて、多くの人はそれを見るか見ないかして、やり過ごしながら利用しているのかもしれない。その空間は点数で言えば平均点で、色で言えばぼやけている感じかもしれない。そこに大声で叫ぶ人が一人乗ってくると、途端に妙な空間に変わるのだ。そこに嘔吐する者がいれば途端に妙な匂いがして、人気も少なくなるのだ。平均点を望む空間は世の中の至る所にあるのかもしれない。

ある少女が電車に乗ってきた
乗客は一瞬その子を見るような見ないような動きをするが、まだ平均点の空間だった
ひとりの乗客が、その子が裸足である事に気づいた

その瞬間、空間は妙な方向に変わってしまった



事情を知る事よりも先に、頭に入り込んでくる物が優先的に処理される人間は、凡人なのかもしれない。

そこに居合わせたら、僕はなんだかわくわくするけども。



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